金沢のデザイナーズホテルの夜を超え、
次の日の朝、ホテルの朝食をいただいた
ひらみパンというところの
キッシュのようなものだった
これ1つでも結構ボリュームがあった
食べて用意して金沢駅に向かう
この日の目的も
とある観光列車に乗ることで、
そのために和倉温泉に向かうことになっている
能登かがり火号…
この日は大雨で、ここから先は
ほぼ雨との戦いを強いられることになった
1時間もせず和倉温泉駅に到着
2時間くらい時間があったので
総湯に行って温泉に浸かることにした
今回、大雨の中
総湯まで2キロほど歩いた
今後のために言っておくが
雨の中2キロ歩くのはやめよう
寝て補った体力はほぼここで消えた
とにかくこの日は雨もあるが寒く、
寒い寒いと独り言をぶつぶつ言いながら
30分以上歩いた
到着!カバンも何もかもずぶ濡れになった
わくたまちゃん
至る所にいたと思う
総湯だが、500円弱で入れる
和倉温泉と書かれたタオルなんかも売ってて
ちゃんとした温泉施設であった
お湯はそんなに熱くなくて
すぐにのぼせる私でもゆったり
入ることができた
帰り道、さすがにまた歩くのは
勘弁願いたいと近くの宿に行って
タクシーを呼ぶ電話がないかきいてみた
するとこれから宿の定期運行バスが
来るからそれに乗っていいとのこと
大変ありがとうございました
バスに乗ると駅まで10分もかからなかった
そしてこちらが今日の旅の目的
花嫁のれんである!
金沢→和倉温泉は席が満席でとれず、
和倉温泉→金沢の便をとったのだ
花嫁にのれんを贈る文化があるそうで
そんな幸せを願う意味を込めた電車とのこと
この文化は加賀だけのものなのかな
電車は赤色でとても女性好みな感じがした
車内はこんな感じでキンキラキンだった
上:座席
下:お弁当がやってきた
これも事前に軽食のチケットを購入していて、
それと引き換えにお弁当をいただいた
料亭のお弁当って感じがした
時雨煮や天ぷら、治部煮(郷土料理)、
押し寿司に季節ご飯があった
どれも大変美味であった
お弁当も美味しいし、
調子に乗って車内販売でグッズや
お菓子セットなどを購入している間に
すぐ金沢駅に到着した
(楽しい時間は過ぎるのが早い)
金沢駅に帰ってくると
なんだか嫌なお知らせが
そう、大雨の影響によって
湖西線の交通不可となり、
目的地(大阪)へ向かうというのだ
別にルートはどうでもいいのだが
20〜40分程度遅れるのは確実で
サンダーバード(ただでさえ長い)に
乗るのがなかなかブルーだった
ちなみにこのサンダーバードも
指定席を直前にとった
しかし、指定席のところに行くと
どう考えても陽キャの3人娘と
どう考えてもヤンキーのお兄ちゃんが
私の座席の一帯を支配していた
陰キャの私が3人娘とヤンキーに
指定席の件について言えるわけもなく
…そんなわけはなく、
車掌さんに相談すると
とある号車の窓側の席に変えてくれた
それにしてもこのサンダーバードは
窓側の席が満席だったはずで
なぜ車掌さんは窓側の席に
振り替えることが可能だったのか謎である
やはり車掌さんパワーなのだろう
そういうわけで、
どこでもきっぷ2日間で北陸を楽しんだ
残り1日は全く趣が異なるので、
また別日に書きたいと思う
(さすがに平日にこの文章量は
書くことの約束ができかねる)
1日目の富山とは真逆の大雨の石川は、
私の心に冬の訪れを感じさせた