真面目女のエブリデイ日記

繊細で完璧主義の、甘くて苦いエッセンス…

本:「空気」を読んでも従わない

久しぶりの本である

いや、読んでるんだよかなりね

だけど紹介するまでの本ってあんまりない

というか8割はふーんで終わる

 

本を読むと偉いみたいな風潮あるけど、

本って要するにその人の思考のエッセンス

だから、合う合わないはあるし、

手一杯だから思考のエッセンスに

触れられる余裕ないわ…もある

 

疲れた時に本屋に行くと、

うわ本多すぎ、思考がうるさいな…

なんて私は思うんだよね

本との距離感なんてこんなもんだよ

 

さて、そんな中でも結構いい本があった

 

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岩波ジュニア文庫の

空気を読んでも従わない、である

 

KYという言葉が流行ったように

日本ではかなり空気というものが重視される

 

その日本特有の空気なるものを

題材にした本は、有名なものだと

山本七平さんの空気の研究がある

 

ただ、これは結構難解な本で、

時代背景(公害の話題が盛んだったり、戦艦大和の話だったり)が想像しにくい

岩波ジュニア文庫は名前の通り

学生向けの本ばかりだが、

逆に読みやすくて良い

なので空気についてだとこれがいいと思った

 

この本は、空気というものがあって、

空気を読んで状況把握をする事は肝要だが、

従わなくてもいいよという本だ

自分の意見や考えを言って

命が取られるわけでもないもんね

 

そして、場の空気が支配的になった際に、

「あ、私はパスね」

とか、

「これって今なんでこの話してるの?」

とか言ってもいいということが書かれてある

 

これ、実際その通りで、

話についていけてないフリをして

聞くのって結構効果的だよなと私も思う

私はよくやるよ、

話が分からなくなってきました…

理解力不足で…とかね

バカだと思われてるだろう

逆に偉いとも思われたくない

(そんなん思われたら後々頼られたりする)

 

空気を読み、その枠組みの中で

出世だの承認だのをされるのが

苦ではない人なら従えばいいと思う

 

いつもいつも言ってるけど、

私なんか空気を読んでもないし

従ってもない、けど、

四半世紀以上生き抜いてる

 

世のルールなんて実はあんまりなくて、

日々朝昼晩と過ぎるだけなので

そんな深く考えなくてもいいんじゃないかねと

自分のためにもここに書いておこう

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