月初から月曜日なんていう
ろくでもない11月が始まった
このブログでもちょくちょく言ってるのか
覚えていないが、大前提として
私は仕事ができない人間だ
この歳にもなると客観的に
自己を見つめることはできるだろうが
私の場合就職活動の段階でソレに気付いていた
仕事なんていうものは
結局のところ"つながり"が大事である
私はそれを構築することが下手だ
それに至っては学生時代に気付いていた
学生時代の話をすると
いつまでも昔の話をネチネチ言って…
なんて思われるかもしれないが
それは学生時代を無難に生きた人の意見だと個人的には思う
そしてネチネチ言って…な人は
多分今日も明日も人間関係に恵まれており
一生私とは意見の合わない事だろう
話を戻すが、そんなろくでもない11月、
これまた仕事のできない私に
任せられている仕事はお使いである
ごった煮のようなオフィスを抜けて
11月にしては明るい日差しに辟易しながら
歩いていると、目の前の女の人が目に入った
目の前の女の人も同じ方向に歩いているため
後ろ姿しか見えないが
栗色のボブカットにパンツスーツ、
コツコツとヒールの音を鳴らして
仕事の電話をしながら歩いていた
かたやこちらは
綺麗でもなんでもないふつーのセミロングに
適当なニットとスカートにスニーカー
エコバッグを片手にお使いの道中である
これぞ持つ者と持たざる者である
彼女の周りにはきっとたくさんの人がいるし
仕事もできてスーツを着ていても違和感なく
そのままバリバリ働いて
家族に囲まれた幸せな生活を送るのだろう
私の周りには誰もいないし
スーツを着たら何事かと思う(私も思う)
仕事もできないし家族もいない
天涯孤独で生を営むだろう
ということでとんでもなく
卑屈になりながら歩いていた
これは全て11月が始まったせいだ
今年もあと2ヶ月、楽しもう
