比較的若いカップルの
デートコースには、ゲーセンがあったりする
そしてそのゲーセンの一角に
ドン！と存在感のあるゲームがある
それが太鼓の達人だ
私がモテなくて
彼氏なぞ1人しかいたことがないのは
最早何回も言ってることだが、
そういう"モテなさ""気の使えなさ"を
表すエピソードがある
そもそも、私は太鼓の達人が好きである
高校生の時はかなりやっていて、
部活の人と行っては
「うわぁ…」とドン引きさせていた
多分、普段ゲーセンで
太鼓の達人なんかイケてる陽な
ねーちゃんはしない
しかし私はやっていた為、
そこそこ上手にできた
といっても鬼7くらいかな
8はできるけど面白くない
それは私のちょっとした誇りでもあった
だから彼氏とゲーセンに行った時に、
"関係性を維持すること"
ではなく、
"太鼓の達人ができることを見せびらかすこと"
が目的になった
普通、男性側がクリア！とかになって
それを女性側がえー！すごーい！とかいう
構図になるのが自然だろう
そんな中、私だけクリアして
向こうはクリアできないという状態…
響く沈黙…
地獄のような状況になった
しかも選曲も悪い
POPSにすればいいのに
ボカロかナムオリ(ナムコオリジナル)
しか私は選ばない
どこの玄人とプレイするのか謎である
でも多分私は太鼓の達人において
手加減する事が最早できない
だって出来ちゃうんだもの
それをできなーい！なんて嘘は言えない
と、いうことで
私はデートで太鼓の達人はしない
多分あれをやると何かしら関係性にヒビが入る
じゃあ他のゲームなら…となるだろうけど、
そこはオタクなので
maimaiもオンゲキもワッカもできるんだよね
唯一苦手なのはチュウニかな
(まだ誇ろうとしている)
三十路になる女は
こんな音ゲーそもそもやってはいけない…
