真面目女のエブリデイ日記

繊細で完璧主義の、甘くて苦いエッセンス…

おひとりさまOLの旅:さんふらわあで行く!大分癒しの旅

とある日、どうにもこうにも

生活に息苦しさを覚えていた私は、

ほぼ衝動的にフェリーさんふらわあ

チケットを購入していた

 

前からフェリーで別府入りをすれば

かなり面白いのではないかと思っていたが、

なんせ船中泊をしたことがないので

躊躇っていた、寝られるのかな?みたいな

 

しかしこの時の私はとにかく

なんかつまらない、楽しくない、が

最高潮に高まっていて、

そういう細かいことを考えず

旅の当日を迎えるのであった

 

と、いうことで一足早く

ゴールデンウィークの旅行に行った

一人旅の記録である

さんふらわあのことを前編後編、

大分のことはサラッと1つにまとめたいと思う

 

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大阪南港のトレードセンター前駅というのが

フェリー乗り場である

まず乗船手続きをしてから

実際に乗るので、船の出航時間より

かなり前に着いていた方がいい


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チラッともう船が見えている

想像していたよりかなり大きくて驚いた

ついさっきまで仕事をしていたのに

もうすぐ船に乗って瀬戸内海に

放り出される…なんて素晴らしいんだろう

会社の物とかも瀬戸内海に全部投げ捨てて、

貴重品だけ持って別府に入って

そのままどこかに消えたいんだけどダメだよなあ

 

さて、今回乗る"さんふらわあ"は、

商船三井フェリー登録商標で、

日本でもかなり有名なフェリーである

私は関西圏に住んでいるので

大阪南港〜九州航路に馴染みがあるが、

大洗〜苫小牧航路もあったりする

で、大阪〜別府の船は

さんふらわあ くれない・むらさき

というのだが、どちらも2023年就航の

新造船である

ピカピカのおニューな船というのも

乗ってみようかという気持ちを掻き立てた f:id:yukimin050:20230429100745j:image

乗り込むよ〜😃

 

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多分パンフレットによく載っている階段

入ったらこれがバーンと目に入る

めちゃくちゃ綺麗でびっくりした

 

私は乗船可能時間のわりとすぐに乗った

とにかくお腹が空いていたので、

ビュッフェを早く食べたいと思っていたのと、

人が少ない間に船内を見たいと思っていたからだ

 

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スーペリアシングルを予約した

ベッドは…まあ煎餅布団デスネ

でも思ったより部屋の中は何もかも綺麗

冷蔵庫もあるし、洗面台も綺麗だった

 

とてもお腹がすいていたので、

瀬戸内ビュッフェがウリの

船内レストランに早速向かった

ちなみにこのレストラン、人気なようで

かなり早めに行ったんだけど窓際の席は

ほぼ無くなっていた

そのうち団体客で占められている

テーブルの残りもあっという間に埋まり、

私がおかわりを取りに行こうと

ふと目線を上げると

レストランの前に長蛇の列ができていた

 

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瀬戸内ビュッフェはその名の通り、

瀬戸内のものがズラリと並んでいる

まあ大抵はよくあるビュッフェの食品って

感じなのだが、お刺身だけは本格的である

 

見て分かるように

ぶりとか鰹とかサーモンが綺麗に並んでいる

そしてめちゃくちゃ美味しい

さしみ醤油としてついているものが

九州のものなのかちょっと甘いんだよね

そこもいいポイントだった

関西ではあんまり美味しい魚を

食べることができないから、

これは嬉しかった

(和歌山とかだと美味しいんだけどね)


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勿論刺身以外にも、とり天、鰊のマリネ、

とりめし、宮崎だか熊本だかのソーセージや

シュウマイなど色々あった

 

周りも1人客ばかりで、

ガンガン食べてガンガン飲んでた

なんというか、みんなそんな感じで

生きてるよな〜と思った

私が最近、正しい生き方!とか

未来のためにこうあるべき!みたいな

目に見えないナニカに囚われすぎていたのだ

 

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出航…🛳

 

手を振ってくれてるので、

こっちも手を振った

別に何かあるわけじゃないけど

振ってるから振り返すみたいな

そういう無償のやり取りに心が洗われた


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この後は大浴場でのんびりして、

船内をさらに探検した

自動販売機が異常なくらいに豊富にあった

まあレストランが終われば

自販機に頼らざるを得ないもんね

レディボーデンの自販機があったので、

アイスを買ってみんなが集ってる広場で食べた

(個室付近は電波が入らないのである)

 

アイスを食べてる時に

前に座ってた女の人は、1人で本を読んでいた

まだ若い女の子はベンチに座って

動画を見ていたし、朝食の時の隣の女性は

オフ会のスケジュールを書いたメモを見ていた

 

みんな家のリビングでも

同じことをしているんだろうなと思った

人って普通に孤独である

なぜか今、私と同じ船にいて

別府に着いたらバラバラになるのだ

孤独の集合体が船に集って、そしてまた離れる

なんか人生ってそんなもんだよなと思った

 

孤独と向き合うのが怖いって人がいると

何かで読んだ

会社と家の往復で、

特に出かける用事もないと

お酒飲んでテレビ見て寝る、みたいな

インスタントな楽しみで日々を過ごすうちに

年齢を重ねていくらしい

 

そうした人とそうじゃない人って

別に見た目で何か分かるわけでもないし

楽しいならそれでいいと思うけど、

みんな孤独だから空虚の時間をキッパリ

受け入れてしまう、それも必要かなと思った

 

色々頑張ってたなと、

それこそ孤独なことを受け入れて

それなりに生きていたのに、

なんかズレてたなと

街の明かりを離れ迫る瀬戸内の暗闇を

感じながら海の上で思った

もうこれだけで旅の意味があったのだった

 

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